ステップ1:「思考を変える」フリーランスのような考え方を始めよう
まず最初に重要になるのは「考え方の変更」です
社員としてフルタイムで働いている場合にあなたが持つべき思考とフリーランス・自営業者が持つべき思考は全く違います。
フリーランスには時間と場所の自由があります。柔軟に選択が可能です。
社員で働いている場合、多くの場合は「決まった時間までに出社」が必要かと思います。ですがフリーランスにはありません。
フリーランサーとして生きるには、優先順位を自分で決め、やる気・モチベーションを維持する必要があります。
今日、今週、今月、今年、取り組むべきアクションや業務のアクションステップを計画しスケジュールに落とし込んでおく必要があります。
誰もあなたの予定を「管理」をしてくれないので、自分の締め切りに固執する必要があります。
社員として働いている場合、大抵は上司があなたのスケジュールやタスクを管理してくれますが、フリーランスになるためには自分自身に期限付きのプロジェクトを与える必要があります。
ステップ2:ターゲットとなる顧客を決める
大抵の人がフリーランスとして独立する際に失敗するのは「自分の顧客は誰か?」を明確にしていないことが挙げられます。
誰と仕事をしたいのか?
中小企業?
地元のコーヒーショップ?
B2Bマーケティング会社?
特定のニッチな個人事業主?
あなたがサービスを提供したいと考えているクライアントを分析し明確にする必要があります。
そして、見込み客はアタナのサービスに対する支払い能力があるか?を考えてください。
あなたが請求したいと考えている金額と顧客の支払い能力が一致しているか考えることは非常に重要です。
フリーランスとして独立する際に非常に危険なのは「限られた特定のクライアント」にあなたの仕事に使えるリソースの大半をブロックされて他のことができなくなる状況です。
売上の大半40%以上を特定の顧客から上がるような状況は必ず回避してください。
そのクライアントからの売上がストップするリスクも常に考慮し、1顧客からの売上を10%以下に抑えることをおすすめします。
ステップ3:どのようなサービスを提供するかを決める
あなたのスキルの幅を考えてみてください。
綺麗なWebサイトを作ることができますか?
凄いUIデザインですか?
では、具体的にどのようなサービスをターゲットクライアントに提供したいですか?
そしてもっと重要なことは、あなたのターゲットクライアントは、具体的にどのようなサービスをあなたに求めて、必要としているのかということです。
ステップ2を思い出してみてください。
将来の潜在的なクライアント数人にプレゼンテーション・提案をしてみてあなたのサービスが受け入れられるか「試してみる(ドライテスト)」ことを検討してください。
30分程度のミーティングをお願いしてみましょう。
売り込みではなく、顧客が求めているものとあなたが提供しようとするものが一致しているか?金額も含めて一致しているか?をミーティングでヒアリングするのです。
あなたの思考を一度外し、フラットな思考で
「クライアントがあなたに何を求めているのか」
を聞き出しながら、あなたが
「クライアントに何を提供したいのか」を再確認してください。
ステップ4:どのようにサービスを提供するかを検討します。
サービス提供となると考えなければならないことがたくさんあります。
フリーランスとして独立する場合、あなたは無限の選択肢を手に入れます。
創造性が試され、発揮するチャンスです。
例えば、サービスを製品化・パッケージ化することができます。
定期的な収益をもたらす継続的な毎月のサービス・オプションを構築することができます。
同じようなサービスを提供する他の事業者・法人と提携して、潜在的なクライアントへアプローチすることもできます。
ステップ5:優良クライアントへの紹介につながりそうな影響力のある人とのコネクションを探し始める。
影響力のある人々は、あなたのフリーランス独立を成功させるための最も重要な要素になります。
あなたがまだ社員の立場でいる間に、見込み客へアプローチするためのコネを構築しはじめること。
まずは、あなたに影響力のある人を見つけましょう。
FacebookやInstagram、Twitterなどで彼らに連絡をとってみたりウェブサイトからアポイントの依頼を入れてみましょう。
もちろん、クライアント見込みのの人へも同じようにアプローチをし始めてください。
堅実で本物の人間関係を築くには時間がかかります。
社員の立場で精神的に安心感があるうちに、今から始めることが大切です。
今こそ行動を起こす時です。
この時点で、あなたには5つの行動ステップがあります。
ここでは、そのステップを今日から始める方法をご紹介します。
1. 思考のシフトを行い、これから起こるであろうフリーランサーとして自分自身のことをシミュレーションしてみてください。
2.ノートやスプレッドシートを利用して、潜在的なクライアントを想定し始める。
3.アクションステップ2の調査に基づいて、あなたがサービスとして提供する具体的なスキルについて考えてみましょう。
4.あなたのクライアントにあなたのサービスを提供する方法をテストプレゼンテーションし始めましょう。ネットで同業他社ががどのようにやっているかもリサーチしてみましょう。
5.見込み客につながる人へのコネクションづくりを始めましょう。彼らにあなたと関わることで価値やメリットを提供することで、彼らとの信頼関係を堅実に築き上げていきましょう。
これらのアクションステップをフリーランスへの移行期間から始めましょう。